【離れない・・・ずっと】 2
キラ、ラクス、カガリはアスランのパーティーの準備を終え、アスランの帰りを待っている。
「アスランまだかなぁ〜・・・料理冷めちゃよ。」
「そうですわね〜。そろそろ帰って来ていただかないと困りますわね〜。」
「連絡してみるか?」
カガリはケイタイを取り出し、連絡を取ろうとするが。。。
「でも携帯忘れちゃったみたいなんだよね。」
3人ではぁ〜・・・とため息をつきながら帰りを待っているとち家のインターホンが鳴り、キラはそれに応える。
「はい、どちら様ですか?」
「俺だ。イザーク・ジュールだ。」
「イザーク!ちょっと待っててね。」
キラはぱたぱたと玄関まで走っていきドアを開けるとイザーク、ディアッカ、ニコル、ミゲル、ラスティがいた。
「皆来てくれてありがとう!さぁ入って!」
「邪魔するぞ。」
「邪魔するな〜。」
「お邪魔します、キラさん。」
「邪魔するぜ、キラ!!久しぶりだなぁ〜!」
「お邪魔しまぁす!相変わらずでかい家だな・・・。」
上から順にイザーク、ディアッカ、二コル、ミゲル、ラスティの順だ。 皆ぞろぞろ家に入っていき、リビングに行き着くとそこにはのんびりしているラクスとカガリがいた。
「あら、皆様お久しぶりですわね。」
「よぉ!!久しぶりだな!皆元気にしてるか?」
「あぁ。なんとかやってる。そちらこそどうなんだ?いろいろと忙しいだろう?」
「そうですわね・・でもやりがいはありますから大丈夫ですわ。」
ラクスはニッコリと微笑みながらイザークに話しかけるとイザークも少し微笑んで。 何を隠そうこの2人は恋人同士なのだ。だがお互いに忙しくなかなかゆっくり会える事もままららないので
「・・・既に2人だけの世界だな。」
カガリがポツリと呟いた言葉にその場にいた全員が納得するのだった。(ちなみにミゲルとラスティは付き合ってたりしてますv) そんな時玄関のドアが開く音がしてキラはそこへ向かってみるとアスランが帰って来ていて。
「ただいま、キラ。」
「お帰り!アスラン!!誕生日おめでとう!!!」
キラはそう言ってアスランに抱きつき祝福する。
「ありがとう、キラ。ほら!小母さんから貰ってきたよ。キラが頼んでくれたんだって?」
「えっ!?母さん言っちゃったの?!」
キラは顔を真っ赤にしてそのりんごのように赤い顔をアスランの胸で隠す。
「きぃーら。ほら顔上げて?皆いるんでしょう?・・・こんなに靴があるしね・・・。」
「あぁうん!!」
アスランとキラは腕を組みながら(*バカップル!)リビングに向かい、ドアを開けた瞬間クラッカーの音が鳴り響いた。
「「「「「「「誕生日おめでとう!!!!」」」」」」」
アスランとキラはびっくりして目を見開き、唖然とする。
「っいきなりびっくりするだろう!!でも・・ありがとう。」
初めは怒っているように見せたが、その後はニッコリ微笑み綺麗な笑顔を見せる。 皆も笑顔でそれに応え、笑いながらアスランの誕生日を祝うパーティーが始まった。 キラ、ラクスが用意した料理(カガリは内装とかやってました。。)は絶品でどれもすごくおいしくてプロ顔負けぐらいの ある程度時間が経つと皆に酒が入ってきてほろ酔い状態になり、イザークいつものようにアスランに勝負を仕掛けてきてそれが 白熱した試合(チェス)になり回りも盛り上がらせた。
「皆寝ちゃったね。」
「あぁ。まぁあそこまで盛り上がって酒で酔えばそりゃ眠たくなるだろう。」
イザークはラクスを抱きかかえながら、ディアッカなんかは何故か日本酒の一升瓶を抱きながら眠りについている。 二コルはもともと酒には少し弱く、顔を赤くして眠っている。ミゲル、ラスティ、カガリは大の字になりながら眠ってる。 キラはもともとお酒は苦手で飲まないし、アスランはかなり酒に強くて滅多に酔う事なんてない。 2人でバルコニーに出て、夜空を見上げる。
「なんかこんな風に空を見上げる事が出来るなんてあの頃は思わなかったな・・・。」
「そうだな。でももうあの頃じゃないんだ。だからこうして見てるんだろう?」
アスランはニコっと笑ってキラも笑ってアスランの肩に頭を乗せるようにしてアスランはそっとキラの肩を抱く。
「アスラン、誕生日おめでとう。来年もまたこうしてパーティーしようね。」
「ありがとう、キラ。これでキラと同い年だな。」
「ふふっそうだね。」
アスランはそっとキラの唇を塞ぎ、キラもそれに応える。 甘い、甘い恋人のキスは何よりもの最高のプレゼントv
Happy birthday アスラン!!!!
fin
********あとがき******** 終わったぁ〜!!!!!!!!!!
乃亜様、−daybreak−
アスラン誕生日企画第二弾v
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